入院1週間過ぎました。インターネットは病室と世界をつなぐ

入院から1週間すぎ。

1日目新薬ガザイバ
2日目トレアキシン
3日目トレアキシン2回目

実はこの後に下痢と吐き気のダブルパンチ副作用がまっており
病院食がテーブルに置かれるのを想像しただけで吐きそうになり
なかなかつらい時間を過ごしておりました。

そんな中、フェイスブックのメッセンジャーから
友達申請が。なんと、私が今から18年ほどまえに協力隊で
音楽を教えに赴任していたシリア、パレスチナキャンプの生徒からでした。

「アーニセ(先生)アヤコ、お元気ですか。私は今ドイツに住んでいます。子供も2人でき、幸せです。アヤコに教えてもらった<大きなうた>と、<さくらさくら>は今でも覚えていて、子供と一緒に歌っています。本当に楽しい思い出でした。」

という内容で。アラブの名前は同性同名が多いため、お写真を送ってもらったら、とびきりの笑顔で私を癒してくれたおんなのこ、18年前と何も変わらない彼女の顔でした。あのときのまま。

 

下痢と吐き気のダブルパンチで苦しんでいる只中に飛び込んで来た一通のメッセージ。そのまま私の心は二十代の若い自分が過ごしたシリアの思い出の地に、まだ幼い少女だった彼女とともに行くことができました。

空間を飛び越え、また瞬時に昔の思い出をもよみがえらせてくれるといった、時間をも飛び越え、私の前に現れてくれました。そして、ものすごい力をくれました。

インターネットは、一昔前なら繋がるはずもなかったであろう糸をいとも簡単につなげてくれるんですね、本当に感動です。体が不自由な間でもつながっていられるというのはほんとうに幸せ。

入院生活は究極的に自分と向き合う時間でもあり、その時間を通して、未来に向かって自分は何ができるかな、などど考える機会となりました。

そして、離れていても沢山の人に支えられているという実感を改めて感じることができました。家族友人はもとより、生徒さんたち、今まで関わって来た仲間たち。本当にありがとうございますっ

あ、一昨日から副作用もおさまり、食欲でてきました。たくさん食べて体力つけて、白血球低下する骨髄抑制の期間に備えるとしますね

 

 

 

 

 

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