音楽を始めたきっかけ
声楽出身の母がピアノ教室を開いており、
幼い頃より生徒さんの音楽を聴いて育ちました。
物心がついた頃よりいつも音楽がそばにありました。
母は日常生活の中でも歌を忘れず、
童謡や世界の美しい歌を私たちにうたってくれました。
これが私の原点の様な気がします。
その影響でわたしは小中高大学でも音楽に携わる道を選びます。
小学校では鼓笛隊、中学では吹奏楽のクラリネット、
高校では合唱、大学では音楽専攻で、声楽科と大学合唱団
それらの音楽経験は、まず母が歌ってくれた歌声がすべて土台になっています
音楽教師としてシリアに渡る
大学卒業した後、公立中学校で
音楽教師として勤務しました。
その後、途上国の国づくりに音楽で貢献したいと思い
青年海外協力隊に応募しました。
派遣された国はシリアでした。
シリアは遠いアラブのイメージだったのが
非常に古い歴史があり、
欧米を彷彿とさせる洗練された場所があったり
手付かずの遺産がゴロゴロしている
私の想像を遥かに超えた文化を持つ国でした
旅人を大事にする教え
モザイクのようにさまざまな宗教と文化が入り混じり
温かいホスピタリティー溢れる人たちに
驚きました。
派遣されたパレスチナ難民キャンプの学校では
最初に歌ったオペラでは
子供たちから歓声があがり、こちらが感動しました。
「音楽は国境を越える」
「美しいものは美しい」
を肌で感じることができたのです。
私にとってシリアの体験は
音楽の素晴らしさを感じる
かけがえのないものになりました。
「シリアへの想い」もお読み下さい。
子育てにも音楽を
結婚後、しばらく音楽から離れていましたが、
上海の駐在時代に知り合いのお子さんにピアノを教えることを頼まれ、
音楽を仕事とする感覚がよみがえりました。
日本へ帰国を機に、私自身も3人の息子を持つ母であり、
ちょうど、母が小さい私に歌ってくれたのと同じ様に、
まずお母さんにこそ音楽に慣れ親しんでほしいと
思いました。それで、小さなお子さんを持つお母さんの
親子リトミック教室を開設しようと決めたのです。
お母さんが音楽によって豊かになると
子供も感性が磨かれ、
大きな幸せが循環するのを
感じるからです。
お母さんが口ずさむ歌詞やメロディーから
温かい親子のコミュニケーションが生まれます。
そんな経験から
私はお母さんに音楽を届けたいと思い
ブログを綴ろうと思いました。
思いや価値観に共感していただける方との
ご縁を紡ぐことができたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
大塚阿矢子
愛媛県出身、大阪市在住。
愛媛大学教育学部特別音楽教員養成課程
声楽専攻を卒業。
大学での合唱団は全国コンクール金賞。
公立中学に勤務後、青年海外協力隊、音楽隊員として
シリアアラブ国にて教壇に立つ。
結婚後、ピアノと歌を友人に教えたのをきっかけに
音楽の道を再開
現在は3人の男の子を育てながらリトミック教室を開く。
合唱伴奏や、発声指導、地域の親子講座イベントも開講
趣味はストレッチヨガ、気の置けない友人との語らいなど。
映画の世界に浸っている時や、自分の声が伸びやかに出ている時、
大自然に身をおいているとき(特にシュノーケリング)、
音楽や、心からの笑顔など、美しいものに触れるのが至福のとき。
もっと詳しいお話やご相談は、お問い合わせページからご連絡ください。