みなさんいかがお過ごしでしょうか
私、毎日楽しみにしていることがあります。
それはずばり、昭和アニメ～！
なんと、懐かしの「赤毛のアン」「未来少年コナン」が、この連休時期に再放送がはじまっているんです。コナンはNHKですが、アンは関西在住ならおなじみサンテレビ。サンテレビでは、先日までニルスの不思議な旅を放送していて、偶然最終回を目にし、昭和アニメ枠に気づいた次第です（なんでもっと早く気付かなかったんだろう）
正直サンテレビさんのことは普段気にしてなかったのですが、こんなに素晴らしい昭和アニメ枠を毎朝放送してくださっていたなんて！！気づかずごめんなさい、そしてありがとう！！
「赤毛のアン」は、朝7時半から月から金の放送で、サクサク物語を楽しめます。しかも高畑勲や宮崎駿などの一流が手掛けたアニメのクオリティの高さに驚くばかり。
美しい画はいうに及ばず。声優も、演出も、音楽も、脚本も素晴らしいのですよ。毎朝泣くシーンではないところでもアンの心情にふれ、心に染み入るのです。大人になってみて余計に感じます。なんでだろう、現代のアニメとは違う「間」が長くとられています。アンが何かを感じとったあとのセリフなしの美しい画面。おそらく現代のものはテンポ感やつっこみ？重視なのか、その間があれば、２，３セリフをつっこむでしょうね、しみじみと余韻を楽しめます。
アンもかなりの妄想やおしゃべりが過ぎて、今のアニメだとキャラは薄まって描かれるでしょうね。その点では原作に忠実に描かれています。
この作品は、人間としての、美しいものを見せてくれている、そんな印象です。一流クリエイターたちが、純粋に小さな子供たちに届けようとしてくれていた時代。
少々難しい言葉が出るくらいが子供の想像力をかきたてるでしょう。簡単な方簡単な方へと流れていかない、むしろ子供を引き上げてくれる格調です。音楽も作曲家三善晃が手掛け、バンドのストリングスと確かな歌唱力の劇中歌で、馬車でかけていくように物語の世界にいざないます。
はまること間違いなしの名作、「赤毛のアン」。
自粛生活の楽しみの一つに加えてみてくださいね、おすすめです！！（今回コナンの方にはあまり触れませんでしたが、名探偵ではない方の未来少年コナン。こちらもまたの機会に魅力を語ってみたいと思います。）
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